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【看護師のリアル転職体験談 8】病棟助産師から保健センター助産師へ転職

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1.夜勤がつらくなり、夜勤のない職場へ

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大学を卒業後、地元の総合病院で助産師として勤務していました。助産師の仕事はとても大変ですが、感動的なお産とかわいい赤ちゃんに出会えるこの仕事は、本当にやりがいのあるものでした。人間の生命誕生の瞬間に立ち会える瞬間の感動は言葉では伝えることができません。5年目を過ぎたときでも、分娩に立ち会った後は感動でいっぱいでした。 私が勤めていた病院では教育制度がしっかりしていたので、分娩についてきちんと学ぶ機会があり、しかも私の指導者である助産師は特に尊敬できる人だったので、とても丁寧に指導をしていただきました。私自身も早く一人前の助産師になりたいと強く思っていたので、積極的に勉強をしたつもりですし、他の先輩方にもたくさん指導をしていただきました。 分娩はリスクもあり、無事に赤ちゃんが生まれてくるまで、緊張を強いられます。そのため、助産師として分娩を担当することは、怖いと感じることもあります。それでも丁寧な指導のおかげで、少しずつ慣れていくことができました。 仕事を覚え、スキルアップのための勉強もするなど、とても忙しい毎日でしたが、若いうちはそんな生活にも没頭できていました。そのころは、あまり疲れを感じることもなかったように思います。もしかしたら、あまり深く考える余裕がなかったのかもしれません。 しかし、一人で分娩を担当することにも慣れ、それなりに自信が付き始めたころから、身体に不調をきたすようになってきました。特に、夜勤が辛く、身体がいつもだるい状態。夜中に呼び出されることが増えたことが大きな要因です。お産の大変なところは、手術と違って予定を立てられないことです。だいたいの予定日は分かっていても、なかなかこちらの思い通りに事は運んでくれないものです。そのために夜中に病院に呼び出されたりすることは少なくありませんでした。 分娩は、新人助産師一人に担当させるわけにはいきませんから、中堅である助産師にしわ寄せがくるのは当然だと頭では理解をしていても、身体は悲鳴をあげるようになりました。 また、必ずしも幸せいっぱいの分娩ばかりではありません。同じ日に幸せな家族と、将来に不安を抱える家族とを対応しなければいけないときもあります。未だに何といって言葉をかけることが正解なのかわかりません。そういう日は精神的にも落ち込んでしまい、いつまでも引きずってしまうことも少なくないのです。 そうして、一人前になることで増えた負担に、身も心も疲れ切ってしまいました。このままキャリアを突き詰める道も悪くないと思っていたのですが、いろいろなことを総合的に判断をしたうえで、転職することにしました。だからといって、焦って転職に踏み切るのではなく、しっかり自分の進むべき道を考えて、転職先を選びたいとも考えていました。そうしてたどり着いた転職先が保健センターの助産師の仕事だったのです。

2.前の医院を退職してから、保健センターに転職するまでの流れ

STEP1:転職先を探す

とにかく夜勤が辛いと感じていたので、夜勤のない仕事を探すことにしました。できるだけこれまでの経験を活かすためにも、看護師ではなく助産師として働く道を検討していました。

STEP2:保健センターの仕事の求人を見つけて応募する

インターネットで保健センターが求人を募集しているのを知りました。電話で詳細を確認したところ、保健師と助産師との両方を募集しているというお話でした。もちろん夜勤はありませんから、早速申し込むことにしたのです。

STEP3:辞職願を提出する

採用の決定をいただいてから、退職の意思を伝えました。先方にもそのような段取りで了承を得ていたので、特に問題はなかったです。

3.転職してみて感じたこと

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保健センターの仕事はなかなか空きがないと聞いていたので、求人を見つけたときはとてもラッキーだと思いました。応募者も多かったのではないでしょうか。事前に、面接では何について聞かれるか、どんな質問をすれば良いか、何度も頭で考えました。自分の思うところを100%言葉にするのではなく、相手がどのような社員を欲しているかを考えて、自分の考えに織り交ぜるようにしました。応募者が多いでしょうから、できるだけインパクトが強く、良い印象を残せるように取り組んだつもりです。 夜勤のない仕事というのは、やはり身体の疲れ具合が違うものです。転職前は常に体が重く、疲労感がある感じでしたが、今はすっかり元気になりました。以前は便秘薬を常用していたのも、今ではすっかり不要になっています。食事が不規則だったのですが、規則的に食事がとれるようになったことも関係しているのかもしれません。 落ち着いたら、仕事だけでなく、私生活も充実させたいと思っています。足早に20代が過ぎていった感じがあるので、30代はそうならないように、私生活にも目標を掲げるつもりです。

4.転職してみて「良かったこと・悪かったこと」まとめ

◎良かったこと(1):夜勤がなくなった

体調の面を考えて、夜勤が無いということを転職の絶対条件にしていました。夜勤がなくなり、疲れがとれただけでなく、体のマイナートラブルが次々に解消されていくのが嬉しかったです。やはり、日の出とともに起き、太陽が沈むと床につくという習慣は人間にとって健康のためには大切なことなのだと痛感しました。

◎良かったこと(2):休日が増えた

カレンダー通りの仕事なので、週末が常に休みになりました。看護師になって疎遠になっていた昔の友人たちとまた連絡を取るようになり、一緒に出かけたり、旅行の計画も立てやすくなったのは、良かったことの一つ。希望の休みも他の職員と調整さえすれば問題なく取ることができるので、今後は長期の旅行も考えています。

△悪かったこと(1):給料が少なくなった

夜勤が少なくなったことで、手当が大幅に少なくなりました。給料につても、正職員の扱いではないので、思ったよりも少ないものでした。契約社員では、残念ながら待遇もあまりよくありません。しかし、健康をお金で買ったと思えば安いものだと思っています。

△悪かったこと(2):残業が増えた

契約社員ではありますが、仕事は社員と特に変わりはありません。交替勤務ではないので、時間が来たから交替するというわけにもいかず、残業になることも少なくありません。自分の仕事は自分で片付けなければならないので、意外に残業が多いと感じています。

5.夜勤のある仕事はできるだけ若いうちに

助産師の免許がある方は、できるだけ体力のある若いときに分娩を経験して助産師としての経験を積んでおくのが良いと思います。年齢が高くなってから分娩を経験したいと思っていると、夜勤が辛くて続かないかもしれません。 分娩は予定通りの夜勤だけでなく、緊急で呼び出されることが少なくないので、想像以上にこたえてしまいます。助産師としての自信がある程度つけば、どこへでも転職することはできるでしょう。 私は現在保健センターで働いていますが、助産師として多くの分娩に関わった経験によって、仕事にも深みが出ていると自負しています。私自身がまだ分娩を経験していないのですが、次に私がお産、子育てと経験することで、より的確なアドバイスができるのではないかと楽しみにしています。

ナース専科 転職 編集部

この記事を書いた人

ナース専科 転職 編集部

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